今年のはまだ入手してきないけど
去年のカンヌのラジオの審査員の発言。
私はこれをウソだと思う。
どこがウソかというと
「英語に翻訳したり英語で制作する必要がない」という
発言がウソだと思うのです。
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各国の、親しい関係者に「なぜ出展しなかったのか」と
理由を尋ねると、みんな口をそろえて
「英語に翻訳をする時間と予算がなかった」と答えました。
そこで、ここにいる皆様にお願いがあります。
「出展するために作品を英語に翻訳したり、
英語で製作する必要はまったくない」ということを
自国に帰って宣伝してください。
今回出展された全作品のうち1つだけ、
「英語翻訳バージョン」を製作した作品が受賞をしました。
英訳があったということは審査をする上で役に立ちましたが、
受賞の決め手が翻訳された英語表現にあったわけではありません。
オリジナルバージョンが賞を獲得したのです。
市場は本当のラジオの価値をわかっていません。
ラジオを使ってブランドを確立しようという市場はほとんどないのですが、
多くの場合、ラジオは市場価値として非常に面白い手段だと
理解してください。
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