
子供のころ熱を出して、
例えば40度近い熱が38度くらいに落ち着いたとき、
「あ〜、来たな」と思う症状が口の中の苦味でした。
試しに枕元のみかんを食べてみる。苦い。食べたくない。
ドロップの缶から一粒出して舐めてみる。苦い。
この時期はお見舞いに何をもらっても嬉しくない。
ものみなすべて苦味で上書きされてしまうのです。
しかも、これは熱が出れば必ず普通に起こることでした。
もちろん、今でも普通に起こっています。
私もインフルエンザの年末年始を過ごし、
ものみな苦い状態でニシン昆布を炊いたら焦げ味がしました。
実際に焦がしたわけではないので、そのまま保存したところ、
味覚が治ってから食べるとちゃんとした味でした。
熱で味がわからないとか、味がぼけているとか苦いとか、
なぜ起こるのかなあと調べてみると、
まず、◾️熱で嗅覚が鈍くなっている。
◾️嗅覚が鈍くなっているせいで苦味を際立って感じてしまう。
◾️鼻や口の炎症が味覚嗅覚を感じる部分に影響を与える。
◾️鼻水や痰が口の中に流れ込む(ぎゃああああ〜)
ああ、めげるなあ。
口の中っていろんなものが流れ込みますね。
上記の他にインフルエンザの薬の副作用というのもありました。
昔は「味覚障害」という言葉を使うこともなく、
苦くても放っておけばすぐに治るという安心感のもと、
子供も大人も我慢していました。
適当に我慢するという対処法はわりと正解です。
味覚障害は亜鉛で回復するのですが
亜鉛は実に多種多様な食品に少しづつ含まれる栄養素です。
熱が下がって食べられるようになる→自然と亜鉛を摂取する
→苦いのがなくなる...というわけです。
ちゃんと治るようになっているのがすごいですね (さ)