
写真は大王です。
元の飼い主がいると思うので最初の名前はわからないのですが、
うちへ来てからは大王という名前になりました。
なぜ大王なのか?深い事情があります。
2014年の6月1日、
猫ボランティアさんに連れられて大王が我が家へ来たとき、
大王は抜け毛を振り撒きながら「わおーわおー」とご挨拶。
さらにゴロゴロゴロゴロ喉を鳴らしながら
スリスリのサービスまで。
おかげで全員の服は毛まみれになりました。
こんなに毛が抜ける猫は見たことがない、ブラシをかけてみよう。
ブラシをかけるとさらに際限なく毛が抜けまして、
大王はあちこちにハゲができました。
「わああ、この猫は抜け毛大王だああ!」
私が思わず口走った言葉のせいで、大王は大王という名前に。
まあ、最初は冗談のつもりだったのです。
でも、翌日大王を健康診断に連れて行ったとき
カルテに書く名前を訊かれ
やばいやばいと思いながら「名前は...大王」と
言ってしまいました。
獣医のDB先生はゲラゲラ笑いながら
「大王...ちゃん」と大王のことを呼びました。
「大王」に「ちゃん」がつく違和感に
今度は私が笑いそうになりました。
私は大王が原発危険区域の浪江町出身であること。
3.11で置き去りにされ、飢えてさまよい、
2ヶ月前に保護されたことなどを話しました。
先生、そんなわけで精密検査お願いしますっ!
検査の結果、肝臓の数値が異常に悪いことが判明し、
しばらく注射に通うことになりました。
毛が抜けるのも肝臓のせいだと教えていただきました。
かなりよくなって、駆虫薬を飲ませても大丈夫な状態になったのが
一年後くらいだったと思います。
その頃の大王はすでに毛がフサフサでした。
ガリガリだった身体も体重が増え、
元気がよすぎてやたらと騒々しい猫になりました。
いまは爺ちゃん猫なのでよく寝ていますが、
爺ちゃんになってももうハゲはないからよかったね、大王 (さ)