
写真は丹波の黒豆の枝豆です。
まず何から説明しようかな。
お正月の黒豆はご存じですよね。
あの黒豆は大豆の黒い品種です。
その黒い大豆が「黒豆」...なのですが、
実は黒豆の「くろ」は黒ではなく「畔」だという説もあります。
確かに「あぜ道」の「畔」とかいて「くろ」とも読みます。
田んぼや畑の畦道に植えるから「畦豆)くろまめ」というわけです。
そして、その黒豆または畦豆の枝豆がうまいのです。
さて、ここで「枝豆って大豆だったの?」と
驚かれたかたもいるのではないかと思います。
そうです、枝豆は大豆の若いやつです。
丹波の黒豆の枝豆も黒大豆の若いやつです。
黒豆は普通の大豆と較べて大きく重く、
成長に時間がかかります。
(ついでに書くと茹で時間も長いです)
収穫が早い枝豆でさえ、台風シーズ以降の収穫ですから
雨に打たれ風に吹かれして強者の風格になります。
つまり、「美しい緑」ではありません。
しかし、うまければ外面なんぞ私はどうでもいいぞ。
黒豆の枝豆は土の養分をたくさん吸収した味がします。
滋味ってこういうことだよなと納得。
毎年送ってくださるかたに感謝です (さ)