
もうずいぶん長く、米のありがたさが身にしみる日々を過ごしています。
去年、いつも買っている米屋から米がなくなって以来です。
なにしろ米屋に入荷する前に米がなくなるという現象で、
私たちも困りましたが、米屋だって困っていました。
そんな日々の救済になったのが写真のお米。
ここ数年、大量の新米を送ってくださるかたがいて、
つい今しがた今年の新米が届きました。
もうもう三拝九拝、ありがたさに手を合わせていただきました。
少し前に農協に米を買いに行った大王グループ住人が
「今日はなかった」とボソッと呟いていたのを聞いたばかりです。
写真で見えている通り、お米は30kg。
一俵が60kgなので半俵になるのでしょうか。
捕物のドラマを見ると「同心」という役人が登場しますが、
同心の給料が30俵二人扶持。
「扶持」は一人当たり一日米五合だそうで、二人扶持なら一日一升。
365日で365斗...という計算が面倒なせいか
一人扶持は年に五俵ということになっていたそうです。
つまり、30俵に加えて二人扶持の分が10俵加算され、
同心は年に40俵、写真の30kg入りだと40袋が給料になる?
不作の年はどうしたんだろうなあ、なんて
いままで心配せずに時代劇を見ていたのに、
余計なことが気になる今日この頃です。
さて、新米だ。ありがたや。
私は数少ない海外旅行経験で
米と味噌と醤油がないと生きていけないことが判明しています。
その代わり、米さえあればチリメンジャコにスダチをかけて
もうそれだけでご飯が食べられる...
あ、チリメンジャコもここ数年は不良だった....
いつもあたりまえにあったものがなくなるって恐ろしいですね (さ)