何年か前、新富町駅のそばにある中央会館が
ビルの緑化に踏み切ったようでした。
見たところプランターを使ったような簡単な装置で、
最初はちょぼちょぼっと緑がある感じで、
うまくいくのかなあと思っていましたが
近頃では緑が盛り上がるようにわさわさしてきました。
ビルの緑化は壁面にしろ屋上にしろ管理がたいへんと思います。
家の物干しに朝顔を這わせるというようにはいきません。
まず水やりの装置が必要ですし、
土を何年も取り替えないとすれば肥料も必要と思います。
わさわさし過ぎたら刈り込まないといけないし、
たぶん管理会社があるのでしょうね。
緑があると夏はまわりの温度を下げてくれますし、
見た目も気持ちいいですね。
ゲンキンなもので、壁面が緑になってから
中央会館に妙に親しみを感じるようになりました。
千歳烏山の駅の近くに広い庭のあるお宅があって、
庭には大きな木が何本もあって
塀からも大枝がせり出しているのですが、
その木の下を歩くときだけ一瞬ですが涼しいんです。
そうか、植物の効果ってすごいなあって夏になるたびに思います。
壁面緑化は管理がたいへんそうですけども
建物が長持ちするそうです。
酸性雨や紫外線を防御するのかな。
あちこちのビルが緑の大木のようになるといいですね (さ)