駅まで行く道の途中に咲いている花です。
下野草かな〜と思って見ていたのですが、
先月から咲いているので、京鹿子ではなかろうかと
思い直しました。
京鹿子と下野草、この二つは似ているので見分けがつきにくいです。
京鹿子がちょっと早く咲きます。
鹿子(かのこ)というのは細かい粒々の絞り染めです。
鹿は背中に白い斑点があって、これを鹿子といいます。
実は私は先ほどまで白い斑点は子鹿だけかと思っていましたが、
親鹿にもちゃんとあるそうですね。
ええっと、絞り染めの鹿子の見本を借りてきました。こんな感じです ↓
もう何十年も前ですが
知り合いの女将さんが
「孫の七五三に総絞りの鹿子の振袖を作りたいけど3ケタになる」と
恐ろしいことを言っていたことがあります。
帯揚げとか小物だと買えるのでしょうけれど、
着物はとてもとても私たちには縁がないものになってしまって
鹿子といってもわからない若い人が多いんでしょうね (さ)