うちへ来たばかりのころ、大王は少年顔でした。
猫の少年顔って説明に困りますが、
ちょっと頼りなさそうな若い顔とでもいいましょうか。
肝臓の数値が恐ろしく悪かったくせに
注射に通いながら元気一杯、少年顔で跳ねまわっていました。
そんなある晩、
飼い主の布団からフーって出てきた大王を見てびっくり。
ものすご〜〜く爺むさい顔をしていました。
あまりのことに隣で寝ていた大王グループの住人を揺り起こし、
「たいへんたいへん、大王が」と報告したところ、
大王グループの住人も大王の顔を見てびっくり。
「あら〜〜〜」と言ったきり絶句していました。
あれから4年半が過ぎ、
大王は推定年齢10歳を超えまして、
いまや爺むさいのが当たり前の顔になってきました。
でもでもでもね、たまに少年ぽい顔になるときがあります。
上の写真は「たまに少年」の大王です。
猫バカですみませんね (さ)