実はマフィンが好物であります。
甘いのではなく、小麦粉と塩と水とイースト菌と、
少量の油またはバターで作るやつです。
イングリッシュマフィンと呼ばれているやつです。
このマフィンは真ん中から割って中にバターをたっぷり塗って
オーブンで焼きます。これが曲者です。
バターをうっすらと伸ばして塗るのではなく、
ぼてっとですね、塗るというより「置く」わけです。
焼きあがると溶けたバターでずぶ濡れになるくらい。
そして、そのずぶ濡れマフィンを食べながら虚空を見つめ、
いま摂取している最中のカロリーに思いを馳せます。
大丈夫かな...いやいや、だいじょばないでしょう。
大丈夫なわけがないでしょう。
マフィン1個で100kcalはあるんじゃないですか?
そこにバターを塗るとどうなるか。
私の場合はバターだけだけど、バターを塗って焼きあがってから
ジャムをつける人もいますしね。
思えばマフィンは単なる土台なわけです。
いや、マフィン+バターが土台で
その土台の上に各自が好き好きの建物を作るわけですね。
ある人はベーコンエッグ、ある人はハム玉子チーズ、
またある人はチーズとハチミツという風に。
画像検索でちょっと見てみると
海老マヨを盛り上げたりハンバーガーにしちゃったり
なんだか壮大な建築物も見かけました。
私はバターだけなのでペッタンコの平屋建てですが、
具が多いとマフィン界の高層ビルになりますね。
そうなると怖くてカロリーのことなんか考えたくないだろうなあ。
私はマフィンはやっぱりバターだけが好きです。
いま、タプナードやオイルサーディンや、
上に乗せる、あるいは中に挟むものをちょっと考えてみましたが、
やっぱり私はバターだけがいいな。
それでもあのバターの量を考えるとちょっと怖い。
なんでマフィンはバターたっぷりがあんなにうまいんでしょう (さ)