樹木といえども寒さには弱いので
寒さに耐えられる冬のカラダを作ります。
落葉樹はそのために葉っぱを落とすという性質を獲得したのだそうです。
養分を葉っぱから回収して溜め込み、
無駄に使わないようになります。
葉っぱを落とすことによって水分の蒸散も防ぎます。
常緑樹は葉っぱを落としませんが、
これは葉っぱをつけておくことによって得られるエネルギーが
失うエネルギーを上回まわっているからですね。
落葉樹は葉をつけておくと赤字になってしまうのです。
植物は採算度外視なんてしないんだなあ。
上の写真は区民会館のイチョウです。
すっかり葉を落としました。
この人たち、うつらうつら眠っていると思うんで
話しかけても無駄ですね。
春までゆっくりおやすみなさい (さ)