写真は韓国の柿です。
韓国の柿は渋柿で、というか柿はそもそも渋柿だそうです。
日本の甘い柿は突然変異で甘くなったものらしいです。
甘柿は最初から甘いですが、
渋柿は完熟すると渋みが抜けて甘くなります。
そのとき、果肉はもう柔らかくグジュグジュになっていますので
スプーンですくって食べます。
写真の柿はまだまだ渋いです。
これを育てる...と言っても単に放置しているだけですけれども
見るからに柔らかくなったあたりが食べごろです。
渋柿が甘くなったものは甘柿よりも甘く、
甘いものが少なかった昔は
甘いもの好きな人が熱狂したんじゃないかと思います。
完熟の柿は赤い夕日のような色をしています。
年老いた赤とでも言いましょうか、印象深い色です。
放っておくだけでそんな色になるのが不思議だなあ (さ)