一輪草は二輪草より背が高い。
少なくともうちの庭ではそうなっている。
うちは一輪草と二輪草があって、
芽を出すのもツボミをつけるのも一輪草がちょっと早いが、
植えた場所による違いかもしれないので(日当たりとか)
一般的に一輪草が早咲きとも言い難いし、
植物の観察というのもむづかしものだなあと
この連中を見ていると思う。
北国では二輪草は食べられる野草だが、
トリカブトに似ているために
間違って食べて死んでしまう人もいるらしい。
ツボミがつくまで待って、これは絶対に二輪草だなと確認すればいいのだが、
いま採取しないと誰かに取られてしまうとか、
ともかく早く食べたいのよとか、諸事情があるんだろうな。
うちは食べないから、じわじわと増えている。
水が豊富な落葉樹の林で咲く花が
こんなに狭くて日当たりが悪くて、夏はクソ暑い庭で増えているのが
なんだか信じられない。
我慢強い花なのかもしれない。
写真は一輪草のツボミ (さ)