1月3日の夜にはおせちを片付けてしまいますが、
そのときに写真のような汁を大鍋で作ります。
大根や人参はおせちの使い残しや切り屑です。
タケノコに慈姑も入っていますが、これはおせちの煮しめの再利用です。
いっぺん湯通しして使います。
私の煮しめは野菜もコンニャクも別々に炊きますが、
全部いっしょくたに炊いてしまうとこういうことはしにくいですね。
黒豆も残ったので黒豆ご飯にしました。
塩味の黒豆は再利用しやすいので助かります。
毎年のように作る汁ですが、そのときどきで微妙に違います。
コンニャクが入るときは
あらかじめ野菜も一緒にゴマ油で炒めたりしますし、
そうそう、残った野菜がまちまちの形のときは
同じ大根でもイチョウ切りと短冊が混じったりもします。
そういえば今年は里芋の煮しめが残らなかったけど、
わざわざ新しい里芋を出してこなくても野菜の量は十分でした。
これはそういう汁です。残りものの利用に徹しています。
しかし、たいへんうまいです。
1月4日に来たお客に「残りものの汁」とことわってこれを出しました。
ちなみに今年の汁の中身は、
大根、人参、タケノコ、慈姑、ゴボウ、インゲン、エノキ茸の7種類でした (さ)