千両というのは植物の名前で、上の写真がそうです。
庭に勝手に生えてきました。
万両もあって、万両は実のつきかたが下向きです。
十両、百両もあります。
十両はヤブコウジと呼ぶのが一般的なようです。
千両は実が上向きにつくので鳥に食べられやすいようです。
鳥がせっせと食べるとしますね、そしてさらにうちの庭で
ミカンとかピーナツを食べるわけです。
すると先に腹に納まっていた千両は押し出されますよね。
実の部分は消化されますが、種は糞とともに地面に落ちます。
そうしてわが庭に千両が生えてくるというわけです。
うちの庭で食べたピーナツは
ご近所の千両のある庭で糞になっているはずですが、
こちらは芽生える心配はありません。
冬にミカンを刺してある木の枝の下は
ヒヨドリやメジロの糞だらけです。
春にはびっしり千両の芽が出てきます。
おいっ、一体どれだけ千両を食ったんだと言いたくなるくらいです。
それを雑草とともにせっせと抜くのですが、たまに見逃します。
見逃した千両の連中のうち、日当たりなどの条件が整ったものだけが
こうして育つわけですね。
それはかなり低い確率です。
だっていまの庭を世話するようになって15年になりますが、
ここまで育った千両は初めてですもん。
でも抜かなくちゃ。
このままだとクロモジとケンカしてしまうので抜かなくちゃ。
悪いね、千両くん (さ)