子供のころは障子を張り替えるというと糊を炊いていた気がします。
ご飯から炊きました。
がっ、もはや我が家はそれほど障子の枚数がありませんし、
そも全面張り替えではなく猫に破られた部分だけですので、
上のような糊を買ってきました。文房具屋さんで100円です。
これを水で少し薄めて使います。刷毛でぬります。
修復してもどうせすぐに元の木阿弥ですので、
ぼろぼろになっている枠のとこだけ切り取って部分張りをしました。
引っ搔き傷は無視です。
外から見てよければいいわけです。
中の住人は障子の傷なんか気にしては生きていけません。
洗面器の水、雑巾、障子紙、糊に刷毛、ナイフ、
もろもろ用意してとりかかろうとしたら、
きゃあ〜胡留さん。そこから顔を出さないで〜〜。
うぬっ、大王。そこをくぐるなっ。
もう本当にえらいことです。大騒ぎです。
そも君たちが破ったんだぞ。
おかげでご近所に恥ずかしい思いをしているのだぞ。
襖の破れも貼りました。
爪ではぎ取られた襖紙の破片は見つけておいたので部品は揃っているのですが
なにしろぐちゃぐちゃにされていましたので
水に浸けて伸ばしてもなかなかピンと張れません。
まあいいか、家のもの以外に出入りするとこじゃないし。
しかし我ながら下手糞な張りかただなあ。
子供のころの方が上手に張れていたなあ。
気のせいかもしれないけど、障子紙が昔と違う気がするなあ。
大王グループの住人が買って来た紙だけど、
どうも変なんだよなあ...と、障子を張るたびに思うのですが、
まあいいか、どうせまた破られてしまうんだし。
それにしても、自分が破った障子の修復を
高みの見物をしゃれこんでいる猫どもは、何を考えているのでしょうか。
せめて年末までこのままそっとしておいてもらいたいものです。
猫のせいでどうも連休が忙しいんですけど (さ)