
私が認識していた蕗の種族は3つだった。
まず水蕗。これはスーパーで一年中売っている蕗で、
長さは60センチくらい。
次に野蕗で、たぶん野山で採取したもの。
春しか売っておらず、アクが強くて香りが高い。
それから山蕗。これはツワブキのことと思っていた。
他にも2メートルに巨大化する蕗もあるが、
これは圏外ということにしておいて
ともかく私の分類では3タイプだったのだ。
ところがだ。
またしても買ってしまった蕗は野蕗のはずだったが、
シールを見ると「山蕗」とある。
わからないんだなあ。どうもわからないんだな〜。
そもツワブキは食べ物ではないという人もいそうだが、
ツワブキは食べ物ですよ、私は煮て食べたことありますもん。
島根県の津和野はツワブキの里で、蕗飯が名物で、
そうそう、その津和野が山のなかにぽっかり開けた盆地だからなあ、
それでツワブキ=山蕗と思い込んでいたのかなあ。
ツワブキを独立させてツワブキということにして、
いままで野蕗と思い込んでいたのが山蕗だとすると、
野蕗はどれなんだ??
山蕗に野蕗といっても品種名ではないから
区別が曖昧なのかもしれないが、それにしても野蕗はどこ??
お〜い、野蕗。食べたいからすぐ出てきなさい(さ)