このところ、どうも階段が汚れる。
汚れるというのは要するにホコリが溜まるわけで
そのホコリは何かというと猫の毛だ。
うちの猫は歴代3月になると
せっせと抜け毛取りのブラシをかけていたのだが、
去年は胡留さんの毛があまり抜けなかった。
胡留さんはなにごとも省エネ型らしい。
そこですっかり忘れていたのだが、今年は大王がいる。
たぶん大王だ。この抜け毛の主は大王に違いない。
ためしにちょっとブラシをかけてみた。
胡留さんは固い毛が少ししか抜けない。やっぱりね。
ほら、大王、おいで。
大王におためしブラシをかけたら、ぶわあああ〜っと抜けた。
いかん。やばい。
しかも大王はブラシをかける飼い主の手を噛むわ舐めるわの大騒ぎだ。
これはひとりでは無理というので
翌日、大王グループの住人に協力を頼んで本格的にブラシをかけた。
ガシガシガシ、ブラシに大喜びで転がる大王。
噛みつく大王、舐めまくる大王。腹を見せる大王。
ええい。うるさいわっ!
際限なく抜ける毛、自分の抜け毛の上でころころする大王。
こんなに抜けたらハゲるのではと心配したが
肝臓が劇的にまで改善された大王は汲めども尽きぬ毛を持っているらしく、
ブラシ後もふかふかのままだった。
抜け毛取りブラシの後は豚毛のツヤ出しブラシで仕上げて終了。
集めた抜け毛を手のひらで丸めて固めたら、
直径4センチの毛ボールができた。それが上の写真だ。
しかし1回でこれだけ抜けるとはすごいなあ。
大丈夫か、大王。
そういえば、毛が抜けるシーズンを迎えて
胡留さんがクシャミをしはじめた。
風邪にしては動きが活発なのだが、猫の毛アレルギーの猫っているのかしら??
そんなに頻繁ではないのが幸いだけども、
大王の毛は柔らかくて微妙にカールしているからな〜。
鼻孔をくすぐるのかもしれないな〜。困ったなあ (さ)