昨日は
Tokyo Copywriters' Street の収録の後、
三軒茶屋の三角地帯へ飲みに行った。
世田谷通りと246に挟まれた三角形の土地に
毛細血管のような路地が、
なかには路地というよりも家と家の隙間じゃないかと思うような通りが
法則もなく脈絡もなくひろがっていて
私はいまだにここの地理がよくのみこめていない。
うろうろ歩いていると銭湯があったりするが
ではその銭湯へ連れて行けと言われても行くことができない。
上の写真は廃業した二軒の映画館の通りを曲がったあたりで、
この道は広くてわかりやすいのでなんとか行ける。
しかし道は広くても超ミニチュアな店がいくつもあって、
なかには調理場のみ屋内で、客は道ばたの床几に座ってくれという店もあるし
かろうじて客を中に収容してくれても3,4人で満員の店もある。
ビルのなかの串揚げ屋はハイボールを頼むとチンチロリンの勝負に誘われ、
ぞろ目、偶数、奇数の出目によって無料になったり半額になったり
ダブルサイズを強要されたりする。
何にしろ飲み過ぎてしまうことに間違いはないのだ。
やがてここは立ち退きになり、ビルが建つらしい。
その話をきいてから、
三軒茶屋というとこの三角地帯をうろうろするようになった。
ここが消える前にせめて地図を自分で描けるようになりたいが、
どうも無理な気がするなあ(さ)