写真はカメラを向けると喜んでころころしている大王(♂・推定5歳)です。
この大王の悪さで大笑いしたことがあります。
おにぎり事件です。
あるとき、おにぎりをつくって海苔を巻いて皿に並べておいたところ、
数が足りなくなっていました。
誰も食べていません。でもひとつ足りません。
あたりを見渡してみると、床に白い物体がころんと転がっています。
海苔をはがされたおにぎりです。
誰だ誰だ、海苔だけ食っちまったやつは。
新しく海苔をちぎって、二匹の猫の鼻先に差し出してみると、
パクッ。大王が食べました。
食べたどころか、もっとくれと言いました。
こうしておにぎりの海苔だけ食っちまった犯人がわかったのですが、
同時に大王が海苔フェチだということも発覚しました。
食べなくなっていた肝臓サポートも海苔をかけると食べます。
飽きてきた猫缶も海苔かけで気分一新です。
これは助かると思っていたら、
いつしか巧妙に海苔だけを選り分けて食べる技術も身につけました。
困ったことではありますが、なかなか上手です。
それにしても、猫がおにぎりを盗むとは思いもしなかったので
海苔かけフードを食べている大王を見ると
海苔をはがされて床にころがっていたおにぎりを思い出して
ついつい笑ってしまうのです(さ)