昨日の17時だった。二階で寝ていた胡留さんが起きてきた。
17時にお客が来る予定で、台所で大皿にツマミを盛りつけていたときだった。
見つけて買ったうまそうなもの三種、南部鼻曲り鮭の燻製に
豆腐の味噌漬け、焼きアサリ。
作り置きの蕗味噌に野蕗の佃煮風。
私がつくると佃煮ではなく佃煮風になるのは少し水分を残すからだ。
N村T史くんが五島から送ってくれたナマリブシの煮たのは
私の大事なお総菜だが、こいつもひと口のっけておいた。
そこに胡留さんの登場だ。わああ、胡留さん〜〜。
胡留さんは午後いっぱい寝ていたので、起きると当然ご飯を食べる。
あわててN村T史のナマリブシをほぐし、小鍋に水を入れて火にかけた。
胡留さんの晩ご飯はナマリブシとササミの蒸し煮だ。
来客前のややこしいときに起きてこなくても...と思ったが
考えてみるとこの猫は宴会部長だ。
どこで聞きつけたのか、客の来る時間を察知して起きてきたのはえらかった。
客が来ると早速にすり寄って行き、ひとしきり撫でてもらって大満足。
送れてきた客にもちゃんと挨拶をしてからご飯を食べていた。
人はというと、焼きタケノコに焼き空豆、
N村T史のミズイカも七輪で焼いて生姜醤油をかけた。
エンドウ豆と空豆の煮たの、タケノコの穂先の煮たの、
山菜とエビとアナゴの天ぷらにコシアブラご飯、ワカメと針生姜の汁。
そして、宴会の最中にツネオくんちから真竹のタケノコが大量に届いた。
わあああ〜、これはすごい。
タケノコは時間勝負なので宴会の最中にもう茹ではじめた。
宴会の最中に次の宴会の食材がやってくるとは何たるラッキー。
こうなると家にいるだけの連休も悪いものではない。
写真はお客に撫でてもらって満足している胡留さん(さ)