世田谷にもタケノコの産地があります。
昨日、以前住んでいた家の大家さんがタケノコを持って来てくれました。
それは世田谷の農家仲間の竹林に生えるタケノコで
「世田谷でタケノコの採れる竹林はもう2カ所しかない」と
言っていました。
そしてその2カ所ももう今年限りだというようなことでした。
ひとつは持ち主が脳の血管が切れて入院中、
もうひとつは持ち主が相続問題で、
つまり税金を払うために竹林がなくなってしまうかもということでした。
毎年いまごろいただくのを楽しみにしていたのにたいへん残念です。
朝掘って土がまだ湿っているタケノコをいただくチャンスは
そうそうあるものではないですから。
さて、その世田谷産のタケノコ(写真)はまず茹でまして
焼きタケノコにしました。
七輪に火を起こしまして、焼いて塩または醤油で食べます。
すでに柔らかくなっていますから、ちょっと焦げ目をつけるくらいです。
空豆も一緒に焼きました。これは鞘ごと焼きます。
鞘が真っ黒になるくらい焼くと豆が柔らかくなってます。
こうして、タケノコのいいとこは食い尽くしまして
根元の固い部分がいま残っています。
これはタケノコ飯にしてもいいし、
細かく刻んで挽肉と炒め煮にすると常備菜になります。
これもまた楽しみです(さ)