さっきまでうるさかっら鳥の声がパッタリとしずまっていた。
胡留さんも一点を見つめたまま動かなくなっていた。
なんか変だなと思って胡留さんの視線をたどったら
ハクビシンがグミの木に乗っかってリンゴを食べていた(下の写真)
わお〜、ハクビシンだ。
夜は見たことあるけど昼間ははじめてだぞ〜、と
窓越しにカメラをかまえたら、向うも気づいて
退避することにしたらしいが ↓
途中でラブリーなポーズを見せてくれたりなどしつつ↓
裏のお家の庇でこちらの様子をうかがっていた。
ハクビシンとしてはこの家でカメラなど構えている人間がいなくなったら
またゆっくりリンゴのところへ戻ろうという考えに違いなかった。
それを知りつつも仕事に出かけるのはちょっと口惜しかったが
時間になったので胡留さんに後を頼んで出かけてしまった。
それにしてもハクビシンが庭にいたときは
あんなにうるさい鳥どもがピーとも鳴かなかった。
不気味なくらい静かだった。
ハクビシンは電線を伝って鳥の巣を襲い、卵を食べるらしいが
もしかしたら親鳥本体も食っているのかも。
それにしても昼間のハクビシンはちょっとびっくりだった。
胡留さん、あれは仲間じゃないから気をつけるのだよ(さ)