思えばわずか20分間ですが、胡留(うる)さんが消えました。
どこにいるのかわからない状態でした。
出かける前と帰って来たときには必ず居場所を確認するのですが
出かける前に確認してくれたはずの身内が
「あれは胡留ではなく湯たんぽだったかも」というような発言をして
現場はますます混乱。
しかし、ドアも窓も閉まっています。
強いて言えば、勉強部屋の窓が長い時間網戸になっていましたが
そこから出るのもちょっと無理があります。
最後に胡留さんを見たのはいつだったかをふたりで思い出してからは
外へ出たわけではないということがはっきりしたのですが
それにしても、押し入れ、納戸をはじめ扉のあるところは
下駄箱や台所の調味料入れまで全部開けてさがし、
横幅3センチでないと入れない隙間まですべてチェックしたのですが
それでもいません。
ことに勉強部屋には少し前にラクちゃんがシャーシャーいいながら
もぐっていた小さな隙間がたくさんあります。
そこも全部見て、手を突っ込みましたがいません。
そして結局、胡留さんはどこにいたかというと
川俣さんの猫ラクちゃん(我が家ではシャー太郎)が来たときに
引きこもり用につくった段ボールハウスのなかにいました。
盲点でした。
しかもその段ボールハウスはシャー太郎が帰った後でたいへん邪魔になり
荷物を積み上げたさらに上に置いておいたので、
我々にとっては単なる段ボールにしか見えなかったのです。
しかし、そこに手を入れるとあきらかに毛のあるものがいて
しかも「うるる」と鳴きます。
あ〜〜、よかった。ここにいたのか、胡留さん。
しかし、なんでこんなややこしいところに。
障害物競走のようにまわりこんだりジャンプしたりしないと
その段ボールハウスの入り口に到達しないのに
なんでわざわざこんなところに....
んで、上の写真は今朝の胡留さんです。
ややこしいポーズをしています。
下も今朝です。猫はどうもややこしいのが好きなようです。
しかし、胡留さんが消えた20分、飼い主は生きた心地がしませんでした(さ)