
このモジャモジャはうまいです。
このモジャモジャの正体は、根っこです。
芹の根っこと根三つ葉の根っこです。
前日の宴会に使ったときに切り落とした根を洗って取っておきまして
もうそのときから、こいつはうまいぞと思っていたわけですが
なにしろ根っこの部分だけなので量がそんなにありませんから
こいつはもう身内だけで処分するべく秘匿しておきました。
秘匿する前に洗います。洗いに洗います。
いちばん泥が残っている部分ですから、洗濯のようにもみ洗い振り洗い、
とにかく洗います。洗っても洗ってもゴミが出るように見えますが
ある程度洗ったら、水に浮いているのはゴミではなくヒゲ根ですよと
いう段階になります。このへんで良しとしましょう。
そしていよいよキンピラに取りかかります。
簡単です。ごま油で炒めるだけです。
さすがに根っこは固いので炒めたらちょっと出汁を足して醤油を入れて煮ます。
炒め煮というやつですね。柔らかくなって煮詰まったら出来上がりです。
そうそう、あまりに太くて立派な根っこは縦半分に切っておきます。
宴会の翌日はこんな渋いもんで一杯飲めます。
ついでにセロリの先端の部分のキンピラもつくりまして、
二種類のキンピラと、刺身で残ったサヨリを干したのを七輪であぶって
ワカメの素揚げもまたつくって、
そうそう百合根も残っていたので、焼いて冷凍しておいたアナゴを取りだし
エビも取りだし、蒸し器もないのに茶碗蒸しなんぞをこしらえました。
そういえば茶碗蒸しの器もないですが、湯飲みを使いました。
見かけより容量があったらしく、
皮を剥いて5センチくらいのエビが6本入ったのにはびっくりでした。
アナゴは1本を6つに分けて二切づつ、あとはオクラと百合根、
おしるし程度に芹の葉っぱ。
この茶椀蒸しはうまかったです。
秘湯会と私の三人だけで熱燗を飲んでのんびりしました。
下はセロリのキンピラです(さ)