小さなリンゴを20個くらい。中くらいのリンゴを10個。
種類は、紅玉、フジ、サンフジ、ジョナゴールド、王林などなど。
種類によっては大きなリンゴもまざる。
寸胴にあふれんばかりのリンゴを入れて蓋をして煮る。
工程は、煮る、汁をしたむ、煮るの三工程だが時間がかかる。
午後からはじめて翌日の午前中に出来上がる...というわけなので
リンゴのジャムをつくるのは週末になる。
30個のリンゴでどのくらいのジャムができるかというと
下の写真の小さな保存瓶ひとつ分。
固めにつくろうとするともっと少ない。
このジャムは、とても昔にリンゴ農家とリンゴの木1本分の契約をして
毎年150個のリンゴが届いていたときに考えついたものだ。
150個のリンゴの物理的な体積をどうやって圧縮しようかと
実は考えもせずに寸胴で煮はじめて
やってみたら出来ちゃったというくらい簡単だった。
煮詰めかたによってゼリーのように固まったり
とろとろに柔らかくなったりするが、私としてはどちらでもいい。
味はリンゴ次第で、どんな味になっても私のせいではない(と、思う)
このジャムのいいところは、放っておいてもできることだ。
パソコンに向かいながら、本を読みながら
掃除をしながら、ご飯をつくりながら、リンゴを煮る。
火を使っているからさすがに外には出かけられないが
あとはまあ、何をしていても勝手にジャムになってくれる。
このジャムの欠点は、あまりに少ししかできないので
誰かに差し上げるというのができないこと。
食べたかったら家へ来ていただくしかないのだわ...(さ)