青のりといえば子供のころはお好み焼きに入れるものだくらいにしか
思ってなかったですが、まあそういうものだと信じておりましたが
どうもこのところその青のりがピンチらしいのですよ。
写真はいただきものの四万十川の青のりですが
これが温暖化の影響で冬の気温が高くて生えない。
台風が来ないから川底の石が洗われず、胞子がひっつかない。
収穫期に雨が多くて流されてしまう。
さらに上流の森がなくなって川の養分が不足している。
などなどの踏んだり蹴ったりの事情がありました。
あっ、青のりは汽水に育つんです、海じゃないんです。
それでも現地からなんとか送ってくださった青のりは
そのままツマミでバリバリ食べたのですが、
青のり青のりしていて香ばしくうまかったです。
そういえば私の田舎にも青のりはあります。
吉野川で穫れるんです。
地元では吉野川の青のりが日本一だと言っているようです。
岡山にもあるようですが、詳しいことはわかりません。
愛媛のはやや落ちるようです。
青のりはたいへん香りが強いもので
お好み焼きに振りかけるあの粉状のは混ぜものをしてあります。
たぶんそれでちょうどいいくらいなんでしょう。
100%青のりを振るとお好み焼きがどこまでも青のり青のりするそうです。
それにしても、森林の減少とか温暖化とか
大きな問題と考えていたことが
お好み焼きとかタコ焼きとかヤキソバの青のりという
えらい身近なところにまでお越しくださったものです(さ)