残暑というのは立秋から秋分の日までの暑さをいうそうだ。
立秋を過ぎたころから朝晩の暑さははちっとマシになっているので
どこに暑さが残っているかといえば言うまでもなく昼間なのだが
この残り物の暑さが残り物といえないくらいすさまじい。
たとえば残り物のご飯と冷凍庫で凍っているエビやイカで豪勢なドリアができちゃって
これ、残り物の利用というんですかい?と首をかしげるような感じに近い。
暑さの底力を見るようなクソ暑い日々のおかげで
植木屋畑のスイカがすくすくと育っている。
最初に見たときは小さな種類のスイカだと思っていたのだが
そうではなかったらしい。
縞模様も立派になって、いまや果物屋で見るスイカよりも大きい。
しかも無人スタンドにはちっとも登場せず
どうやら植木屋ご一家の身内で消費されている様子だ。
夏の果物はやはり産地が暑くなった方がうまいそうで
新潟の桃に千葉の梨、おいしいいただきものをさまざま食べながら
暑さに文句をつけるのもいかがなものかとは思うのだけれど
それにしても暑い。
秋分の日までこんな暑さが続いたらどうしよう(さ)