雪深い世田谷のはずれではいったん積もるとなかなか溶けない。
実はいま現在雨が降っているにもかかわらず雪は残っている。
昨日は道端のあちこちにむりやりつくった雪だるまを見かけた。
ちゃんとつくった丸い雪だるまの他に
雪掻きをしたついでに盛り上げた雪の上にアタマの部分を乗っけた
ちょっとむりやり感のある雪だるまも多かった。
上の写真がその一例だ。
特徴として、アタマの部分が小さい、正式な雪だるまのように丸くない
という2点が挙げられる。
雪掻きをすると通常(世田谷限定)は上の写真のような山脈状になるのだが
多少こんもりと盛り上げてアタマをつけると
「むりやり雪だるま」が出来上がる。
雪玉をころころころがさなくてもいいし
雪国のように大量の雪がなくてもむりやりできる。
そういえば、たまに「むりやりかまくら」を見ることもある。
犬小屋くらいの大きさの「かまくら」
何の意味があるのかわからないが、意味がなくてもつくりたい気持ちは
ちょっとわかるような気もする。
たぶん泥んこ遊びや粘土遊びと共通するものがあるのだと思う。
しかも粘土細工よりは巨大な造形ができるのだし(さ)