写真の雲ですが。巻雲というやつですよね。
いちばん高いところにできる雲です。高度5000から1万5000メートルくらい。
気温はマイナス40℃の世界です。
温度が低いので雲を構成する水分が蒸発しにくく、雲は長く尾を曳いて延びます。
この雲があらわれるときは低気圧の中心から東に離れています。
巻雲が増えるにつれて低気圧は近づいてきます。
まあ低気圧はいいとしてもですよ、
雲というのは水蒸気が冷やされてできるので、水の粒か氷の粒なわけですが
写真の雲は絶対に氷なんですよ、だってマイナス40℃だもん。
地上には雪が凍って残ってるし、空にも氷が浮かんでいるし
これで寒くないわけがないです。
本当に寒いですね。
身を切られるほどの寒さとはこのことかと思います。
世田谷のはずれの気温は0℃以下になっています(さ)