猫じゃらしの本名はエノコログサという。
そのエノコログサは「犬っころ草」が転じたものだという。
なぜ犬っころ草かというと、犬の尾に似ているからだという。
ほんまかいな...
ではなぜ猫じゃらしという呼び名がついたかというと
もちろん猫がじゃれつくからで、こちらはすぐに理解できる。
この草の若葉は猫がゲロを吐くために食べるのに適しているらしく
以前は築地の知り合いの猫にときどき差し入れをしていたものだ。
ところで、上の写真の大量の猫じゃらしは近所の空き地に生えている。
家一軒分の空き地だが。猫にとっては広い野原だろうと思う。
広い野原一面に猫じゃらしが揺れていれば
近所中の猫が駆けつけてきそうだが、なぜか猫がちっとも来ない。
こんなもんで遊ぶと沽券にかかわると思っているのだろうか。
それとも遊ぶ年頃は過ぎてしまった猫ばかりなのだろうか。
それとも夜中にひそかに来て遊んでいるのだろうか...
あやしい...どうもあやしい。
もしや猫はエノコログサの名前の由来を知っていて
こんなにたくさんの犬の尾があるのはたまらんと思っている...
ということはないですよね、まさか、
ところで、ハエタローは本日ステロイド注射をしましたが
長持ちしましたねと先生にほめられていました。
いま現在、そばでにゃんにゃん鳴いており、
たいへん元気にうるさいです(さ)