今年はめずらしくキツネのカミソリが咲いた(写真)
キツネのカミソリは彼岸花の仲間で、花が咲くときは葉がない。
葉は春も早い頃からにょきっと伸びて、さかんに光合成に励んだかと思うと
夏には消えてしまう。
去年はそのまま花が咲かなかったが
今年は葉がなくなったと思ったら、お盆過ぎに花が咲いた。
キツネのカミソリは彼岸花の仲間なので、やはり毒があり
食べると吐いたり下痢をしたりするらしい。
ひどいときは神経麻痺を起こしたり、死ぬこともあるそうだ。
そういえば昔読んだ本に、
昔、飢饉のときは彼岸花の根を掘って水によくさらして毒を抜いて
食用にしたというようなことを書いてあったが
キツネのカミソリもきっとそんな役に立っていたのだろうと思う。
それにしても、どうして「キツネのカミソリ」なのか?
葉が細長いのでカミソリなのか?
ではなぜキツネなのか?
キツネは髭を剃ると昔の人は思っていたのか??
どうもわからないことが多い(さ)