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![]() あるとき(それが問題だが)中国から渡って来た たったひとつの球根が日本全国にひろまった、という履歴を持つのが ヒガンバナである。 それも株分けのような方式で広まっていったのだ。 なぜならばヒガンバナは3倍体というやつで 生殖細胞の染色体の数が合わないために受精ができない。 日本のヒガンバナは揚子江あたりの原産で 近い先祖はコヒガンバナといって、 ちゃんと種のできる種族だった。 これがヒガンバナという変種になったときに 種の能力も失われてしまったらしいのだが 種がなくてもこれだけ日本全土に広がるのだからたくましい。 ヒガンバナの渡来についてはさまざまな説がある。 *200万年ほど前、日本列島が大陸と陸続きだった時代に やってきた(しかし化石が見つからない) *海流に乗って流れ着いた(しかし球根は塩に弱い) *縄文時代に食用として持ち込まれた。 *鎌倉時代に飢饉対策として持ち込まれた。 まあ、ざっとこれだけの説が唱えられているようなのだ。 ヒガンバナは食用といっても全身これ毒のカタマリなので 食べるためには毒を抜かなければならない。 幸いヒガンバナの毒は水溶性なので水にさらせば抜けるのだが かなり時間がかかるので、よほどでなければ誰も食べない。 むしろ有毒を利用して、田畑のまわりに植えて ネズミや虫除けにしたり 土葬の墓のまわりに植えて、動物が死体を荒らすのを防いだりした。 むしろ有毒を利用するために持ち込まれたのではないかとの説もある。 写真は白いヒガンバナだが、この畑にはクリーム色も咲く。 そういえばご近所に白いヒガンバナの咲く家が何軒かあるし 紅白を咲かせているお宅もある。 ある年の秋、いままでヒガンバナがなかったご近所の庭に 突然ヒガンバナが顔を出して咲いた。 種が飛んできたわけでもない。種がないのだから。 そのお宅では植えた覚えもないのに咲いたといって喜んでいたけれど いったいどこから来たのだろう。 おかしいな、おかしいな、おかしいな....どうしてだ? たったひとつ、考えついたことがある。 土に球根の破片がまざっていましたかね? そういえばそのお宅の庭に余計なお世話をして 腐葉土やら堆肥やらを入れたのは私だ。 このようにして、ヒガンバナは領土を拡大している(さ)
by malt-yu
| 2009-09-27 00:39
| 植物
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Comments(3)
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