ACC審査の最終日だった。
10時集合だったが、9時7分に到着した。
電車の乗り継ぎがスムースだとこんなもんだ。
スムースでないと15分くらい遅くなる。
1時間近く早かったが、会場は準備が整い、いつでも来いの構えだ(上の写真)
例によって1階の煙草喫茶へ(正式な名前はロビーラウンジ)
ちっとも空腹でないにかかわらず今朝もモーニングサービスを頼んだのは
果たして昼食を食べられるのか、食べられるとしたら何時になるのか
さっぱりわからなかったからだ。
しかし昨日のようにごっそりパンを持って来られると困るので
あらかじめ申し出た。
「甘いタイプのパン抜きでお願いします」
すると親切なお姉さんが言う。
「ではデニッシュをやめてかわりのパンを入れましょうか」
ぶるぶるぶる、とんでもない。
めでたくトースト1枚とクロワッサンひとつで手打ちになった。
審査はやはり押した。
昼食の休憩はなく、サンドイッチが配られた。
カツサンドだった。
昨日から肉攻めだと思わずぼやいたら隣の福里くんが笑った。
昨日の昼も肉たっぷりの中華の炒め物で
私はその肉のほとんどを残し、カツサンドも半分残した。
14時半、特別審査員が帰っていった。
特別審査員は、茂木健一郎さん、天野祐吉さん、小山薫堂さん、
佐藤可士和さん、斉藤孝さんの5名だ。
ここまででテレビラジオのゴールドまでの投票を終えている。
何時ともつかない夕方になってカバンからピーナッツを取り出したら
向いの席の岡康道くんが「ください」とやってきた。
ふと斜め前を見ると小田桐さんが駄菓子のチョコを食べておられる。
血糖値が...と思ったがうるさいことを言うのはやめた。
みんなお腹を空かしているようだった。
安西さんも「日頃は食べないんだけど」と前置きして
ビスケットを食べていた。
プランナー、プロデューサー、ディレクターの各賞が決まり
コピー賞の選考に入ったのが19時49分だった。
20時20分、中島信也さんが「どうしても打ち合わせの人を待たせているので」
と、申し訳なさそうに帰って行った。
20時35分、児島令子さん、井田真樹子さんが去った。
このおふたりは大阪から来ている。
最終の新幹線は21時過ぎだが、無事に帰れたのかしら。
そうこうするうちに
審査員の空腹を慮った審査委員長(佐々木さん)の配慮で
打ち上げパーティ用のツマミを取り分けた皿がみんなに配られた。
21時5分、やっと審査は終結の方向に向った。
21時17分、佐々木さんが締めの挨拶を終えた。
隣の部屋にビールとワインが用意されていた。
(ツマミはさきほど審査しながらみんなで食った)
ワインを飲みながら安西さんのカメラを見せてもらった。
そのカメラは斜めに撮影したものも真っすぐになるという
超優秀なカメラだった。
各賞は10月のアタマに発表される。
グランプリは授賞式当日まで内緒だということになっており
審査員は口止めされているけれど
来週あたり、もうみんな知っているような気がする(さ)