「エヴァンゲリオン新劇場版・序」が
正式なタイトルらしい。
エヴァンゲリオンは人汎用ヒト型決戦兵器 人造人間で
パイロットがひとり乗り込む巨大なロボットのようなものだが
「人造人間」というだけあってタダモノではなく
パイロットのオペレーションではなく
パイロットの意志で動く。
エヴァンゲリオンが戦う相手は使徒である。
人類を滅ぼそうという意志によって(誰の意志だ)
派遣される使徒で、
どうやら創世記には「ヒト」と「シト」という
二種類の知的生命種を神がおつくりになったという設定が
この物語の根源にある。
(ヒトも18番めの使徒なのだがシトとは種が異なる)
「ヒト」はエデンの林檎を食べて知恵をつけ
文明を発展させてきたけれど
まあ、いい加減にしろよと誰かに言われるところまで
いってしまったんでしょうね、シトが暴れるということは。
ヒトとしてもこのまま滅ぼされるわけにもいかないので
最終決戦兵器エヴァンゲリオンの登場になるわけだが
1作目は文字通り「序」なのでストーリーは始まったばかり。
初号期パイロットのシンジの父親ゲンドーも
まだ人類補完計画なる言葉を口にしない。
だいぶ昔になるけれど
菊池晶さんからDVDを借りて
テレビ東京で放送された「エヴァンゲリオン」シリーズを
全部見たことがある。
なにしろ毎週放送されていたアニメだったので
制作サイドも時間に追われているだろうから
あまり文句も言えないのだが
ストーリーを表現するだけのビジュアルの力がなかったと思う。
それは劇場版のエンディングも同様で
ATフィールドが消滅する人類融合のシーンなどは
なんじゃこりゃと思った人も多いはずだが
今回の劇場版は絵がキレイで
ちょっとこの先が楽しみなのでありました(さ)