秘湯会の畑の様子を見に行ったら
白菜がカンカンになって怒っていた。
「さっさと食わんかい」
ひえ〜、ごめんなさい、4日までお待ちを。
誕生日なんでクリーム煮にいたします。
それで許してもらった。
キャベツも機嫌が悪かった。
「放っとかれるのは嫌いなの」
すみません、年末に合鴨の燻製の骨をもらってありますんで
4日まで待っていただいたら野菜スープにいたします。
「本当ね」
約束をした。
それから見ず知らずの巨大な葉っぱもわさわさしていた。
水菜に煮ている。しかし水菜ではない。
何だかわからなかった。
この連中は巨人状態を楽しんでいるように見えたので
そっとしておいた。
大根は土の中でおとなしい。
よし、こいつももう少しそっとしておこう。
それで4日の宴会メニューが決まった。
白菜のクリーム煮、野菜スープ
主菜は豚肉と白インゲンの煮込み、いわゆるポークビーンズ。
ポテトサラダ、気力があればあとひとつ。
サラダをもう1種類かグラタン。
ホワイトソースは3日に作ってしまえるし。
畑と相談というのはけっこう楽しい。(さ)