写真は大王(茶虎・♂)です。
近ごろすっかり甘えん坊です。
胡留(うる)姉さんが死んで、やっぱり寂しいのかも。
もともと大王は甘ったれで、人間大好き。
飼い主に甘え、お客に甘え、宅配瓶のお兄さんに甘え、
修理屋さんに甘え、胡留さんにも甘えて暮らしてきました。
この甘ったれの甘えにさらに拍車がかかるのは恐ろしいことです。
ピンポンと音がすると
馬のように頭をまっすぐ立ててパカパカ玄関に向かいます。
飼い主が追いついたときはすでにお腹を出してころころ。
お客に撫でてもらおうと待ちかまえています。
うっかりするとドアの前にいるので、
大王をよっこらせと抱き上げて受け取りのハンコを用意して
やっとドアを開けるという段取りになります。
「すみません、猫が飛び出すのでちょっと待ってください。
この言い訳をドア越しにどれだけしたことか。
膝乗りも以前は大王グループの住人の膝限定だったのに
近ごろは私の膝にも乗りに来ます。
重いからどいてくれ、大王。
どかすとうーんうーんとぐずります。
赤ん坊か、お前は。
夜はかなり強引に腕枕肩枕。しかもぺろぺろ私の顔を舐めます。
痛くて眠れないよ、大王。
これも胡留(うる)さんがいたときはなかったなあ。
もしかして私が胡留さんの代わりになっているのかなあ。
胡留さん、生前は大王がご迷惑をおかけして(涙)
本当にごめんなさい。
そして、できれば帰ってきてください。
大王は昨夜も大王グループ(熟睡中)の住人の腹の上で寝ていたのに
私が行くと「うにゃにゃにゃ」と言いながらやってきて、
いったん私の布団にもぐって、これならラクだわと安心させてから
やおら肩のあたりから顔を出して
かなりかなり強引な肩枕してました。
朝起きて、腕が痛い首が痛いの原因は大王です。
こんな大王の愚痴をこぼすと、
みなさんが「かわいい〜」とおっしゃるのですが、
痛くて首がまわらない日とかあるとですね、
もうちょっと控えめに甘えてもらいたいなあと思うわけです。
そうそう、そういえば
大王が療法食を食べずに盗み食いを続けていた話をDB先生にしたら、
先生はしばし考え込んで「かわいい...」と言ったそうです。
何かが違いませんかね?
というか、こんなことを言ってる間に
大王の妹か姉ちゃんを探さなくちゃなんですが (さ)