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モルト(酒)お湯(温泉) ラジオ(仕事)です
by malt-yu-radio
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大王はいまオシッコのPHをコントロールするための療法食を 主食にしていることになっているのですが、 以前よりは少し食べるようになったものの なかなか「主食」というまでには至りません。 ちなみに療法食はロイヤルカナンのオルファクトリーとユリナリーケアです。どちらかというとユリナリーケアの方が好みのようです。 大王のオシッコ詰まりは尿路結石が原因なわけですが、幸いにまだ「石」にまでは至っておらず、結晶の段階です。オシッコの中に細かく切ったサランラップのようなものが混じっているわけなのです。そのサランラップ状のものが何の結晶かというと、ストルバイトです。どちらかというと若い猫にできやすいらしいです。逆に高齢になるとシュウ酸カルシウムの結晶ができやすくなるようで、猫はいくつになってもオシッコ注意なんだなあと思います。ストルバイトはオシッコがPH6.6以上になると結晶するのですが、 PH7が中性で、それより数字が大きくなるとアルカリ性、小さいと酸性...ということは、猫オシッコは弱酸性がいいということですね。 さて、ここに小さな問題がひとつあります。高齢猫に多いといわれるシュウ酸カルシウムはPH6.0以下で結晶しやすく、酸性の水に溶けやすいのですが、 オシッコのPHを下げようとがんばり過ぎるとこんどはシュウ酸カルシウムの罠があるというわけです。シュウ酸カルシウムはPH6.0以下で結晶します。 そうか、PH6.6から6.0に保たないといけないんだな...本当に猫のオシッコ問題は厄介ですね。もっともシュウ酸カルシウムに関しては、カルシウムを摂取しすぎるのが原因でPHは関係ないよという説があり、大王のように盗み食いだけが人生だぜという猫は非常に危険です。 大王は療法食のみを素直に食べるということがないもので猫缶なども併用しており、PHを下げすぎることはないと思うのですが...というかむしろ療法食の意味がないじゃないかってなもんですが、 とはいえ大王は大王ですからね〜 何をやらかしてくれるかわかったもんじゃありません。一方が溶けたらもう一方が結晶するなんてことになると困ります。ことにシュウ酸カルシウムは溶かすことができないそうで厄介です。頼むから自己管理というものもやってくれないか、大王。あ、写真は眠くてまったくやる気のない状態の大王です。(さ)
by malt-yu
| 2018-04-07 02:51
| 猫ほか生き物
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