写真で見えておりますが、
山形のラーメン屋のメニューです。
赤湯からみそラーメン、からみそチャーシューメン
手打ち中華そば、チャーシューメンの4種類しかメニューがありません。
いつか行った宇都宮の某餃子屋と同じ品数です。
確かあの餃子屋のメニューはですね、
焼き餃子、水餃子、冷凍餃子(持ち帰り用)、ライス。
で、入るといきなり「セットでいいっすか〜」って訊かれます。
セットって何よ?
焼き餃子、水餃子、ライスのセットです。これが定番らしいです。
ライスは辞退しましたが、ビールがなかったのが寂しかったです。
あ、ラーメンの話でしたね。
このラーメン屋は要するに辛味噌を入れるか入れないかなんですね。
それが最初の選択で、次の選択がチャーシューを増やすかどうかです。
あとは選択の余地がありません。
ワンタン麺にしようかとか、餃子も喰っちまおうかとか、
いやその前にビール飲もうかなとか、
そいう選択の余地がありません。
何しろ4種類のラーメンと水しかないんですから。
もちろん辛味噌を入れないのを頼みましたら、
スプーンですくって入れたくらい黒胡椒がかかってきまして、
いやその辛いのなんの。でもうまいのなんの。
キャベツの茹でかたの気持ち良さ、
しっかり味をつけて煮てある腿肉のチャーシューのうまさ。
しかし辛い、でもうまい。
年配のご婦人一人でやっている店ですが、びっくりしましたよ。
脂の多いラーメンがお好きなかたには思い切り向いてないですが、
脂が少ないのが好きな私にはとても好ましいラーメンでした。
しかし辛かった。辛かったけどうまかった。
しかし、変なラーメン屋です。
店の中も外も真っ赤なのは辛味噌の象徴なんでしょうか?
食通今村直樹教授はまだ召し上がっていないようなので
おすすめしておきました (さ)