長芋は鼻垂れと言うくらいで粘りが希薄です。
とてもすりおろしては使えません。
その代わり歯ざわりがシャキシャキと爽やかですから
細い短冊に切って食べます。ワサビと醤油でもいいし。
二杯酢でもおいしいと思います。
私はこの長芋を炊きます。
相方はなぜかインゲンと決まっています。
なんでだろう。理由もなくずっとそうしてきました。
薄味で炊きますが、
濃いめで炊いておいて、それから油で揚げたこともあります。
こうするとお弁当で持っていけます。
煮た野菜を揚げるというのはわりとうまいんですよね。
この長芋を買ったとき、実は里芋を欲しかったのです。
なんだか無性に衣かつぎが食べたくて。
今年はまだ食べてな買ったので、ちょっと時期は外れたけど
小粒の里芋があったら買うつもりでした。
ところが買いに行ったら巨大な里芋しかなくて、
ううむと悩んでいたら、長芋を見つけて
まあこれを炊けばいいかって思ったわけですが、
衣かつぎが食べたくて、なんで長芋を買って帰るのか
我ながら不思議です。
とはいえ、長芋はおいしかったです。
ねっとり粘る芋が演歌なら、
こっちはさらさらさっぱりフォークソングってとこでしょうか (さ)