「柿食えば」の正岡子規の句のおかげで
柿といえば奈良というイメージですが、
本当に奈良の柿はうまいですね。
今年もいただきものがありまして、早速に食べております。
子供のころは庭に柿の木が2本ありましたが、
何しろ台風が頻繁にくる土地柄ですので実がほとんど落ちてしまう年もあり
残った柿も風雨に痛めつけられているせいか、
それとも種族が違うのか、生まれ育ちが違うのか
こんなにおいしいものではなかったです。
柿が好きになったのは奈良の柿をいただくようになってからです。
ところで、柿は奈良の名産...に違いはないのですが
県の生産量で較べると和歌山がトップです。
ところが市町村の生産量だと奈良県の五條市がトップだそうで、
五條市ってどんなところかなあと地図で調べました。
ああ〜、これは...
南朝の縄張りですね。南北朝ってありましたよね、むかし。
あの南朝です。
天皇をおかくまい申し上げた土地ですね。
地図で見ると天川村が近くにありまして南朝の匂いが濃い土地です。
さらに古くは藤原南家に縁のある土地だったようです。
そうか、柿の里は南朝の里だったのかと、ちょっと勉強しました (さ)