公園の猫です。
ある日、買い物に行くときにふと思いついて
猫の餌やりセットを持って行きました。
この公園の猫は餌やりさんが何人も連携してお世話をしているのですが、
前の晩が雨だったのでもしやと思ったわけですね。
その日も降ったり止んだりしていたのですが、
ちょっと止んだ隙にチャリを飛ばして買い物に出たわけです。
行きがけに公園に寄りました。
帰りだとまた降られるかもしれませんしね。
すると、自転車を止めたとたんにわらわらと三匹が。
どの猫もうちの猫より太っています。
いいなあ、羨ましいなあ。
夜行くとあまり食べてくれませんが、さすがにこのときは食べました。
この公園は近くに猫嫌いなお宅があるので
餌やりさんはもっぱら夜に活動しています。
小雨くらいならカッパを着て出動している姿をお見かけしたことがありますが、
さすがにしっかり降っているときは、餌やりさんは出動しても猫が来ません。
いつだったかなあ、仕事帰りに餌をあげていたときにですね、
遠くからさわさわさわ〜と爽やかな音が聞こえるんですよ。
そのさわさわ〜がなんだか近づいてきたようなと思ったら、
あっという間に降り出しました。
うぬっ、爽やかな葉ずれの音は雨音だったのか。
でも猫はまだ食べているし、食べ終わるまでは待つぞ、濡れてもいいぞと
一瞬考えたよりも早く、猫どもは逃げ去りましたね。
奴らは雨が嫌いなんですよ、当然ですけどね。
ポツポツ段階で逃げ去った猫の食器を集めて残った餌を回収して、
公園から出たとたんにバケツをひっくり返したような土砂降りになりました。
ずぶ濡れて帰宅して、着ていたものを脱いで干していたら
そうか、猫は着替えられないから濡れたくないのかもって
アホな考えが浮かびました。
ん〜、そういえば上の写真の茶白くんてば、
あの日あのとき私を雨の中に置いて真っ先に逃げた猫ではないのかね?
まあいいんだけどね (さ)