写真は胡留さん&大王の近影です。
仲良しというよりも、
大王がどうしても胡留さんにひっつきたいの図でしょうか。
さて、最近の事件といえば
胡留さんのカラアゲ窃盗事件です。
ご飯をお盆に乗せてパソコンの前で食べていたら
ピロンと音がして待っていたメールが来て、
ちょっとよそ見をしていた数秒の後、
胡留さんがすぐそこで大王が残したご飯を食べていました。
食べかたが妙に熱心なのでおかしいなとは思ったのですが、
そこにあるのはさっき大王が残したご飯だとわかっているので
安心していたわけです。
ふ〜ん、胡留さんてば大王のご飯を食べることがあるのね....
胡留さんと大王は完全に猫缶の好みが分かれており、
1種類をのぞいて共用できるものはありません。
それにしても熱心に食べているなあ。
おまけに大王が順番待ちみたいに背後に控えているし。
毎日こんな熱心さでご飯を食べてくれればいいんだけどなあ...
さっき食べたばかりなのにお腹が空いていたのかなあ..
う〜む .......
や、やっぱこれはおかしいわっ!!
背中で隠すように食べていた胡留さんをのぞき込むと、
ぎゃ〜っ、カラアゲだっ!!!
あわてて取り上げました。
幸いに胡留さんは食べるのが遅いので
カラアゲはカラアゲの形状をとどめており、
たいした量は食べていませんでしたが、
それにしても素早い盗みです。神業のスリのようです。
そして、カラアゲを取り上げられた胡留さんは
しばらく向こうで拗ねていました。
しかし胡留(うる)さんはこういうときに悪びれるということがありません。
大王は悪事をはたらいている最中に私が近づくと逃げますし、
あからさまに悪いことをした顔をするのですが、
胡留さんはそういうことがありません。たいへん落ち着き払っています。
「そこにあったカラアゲを一つ食べようと思っただけよ」と
お考えのようなのです。
罪の意識が全くないといいますか、
この世に罪というものがあることもご存じないかもしれません。
胡留さんはこういうところもひっくるめてお嬢さまな猫です。
もしかして、福島で飼われていたときは
飼い主のお皿からいろんなものを分けてもらっていたのかなあ。
カラアゲを取り上げたとき、
胡留さんは「あらっ」という顔をしただけでしたが、
単に順番待ちをしていた大王の方が
なんだか悪びれた顔でこそこそしていました。
思えば変な二匹です (さ)