京王線の線路の脇に積まれた枕木にしがみついたブドウの木です。
毎年ちゃんと花を咲かせ、実をつけます。
実が大きくなるのは早いです。
花が散ったかと思うともうそこに実がついていて(当然ですが)、
こいつが少しづつ育つのねって思っていると、
すーくすくすくとある程度の大きさになってしまいます。
つまり、「このポチッとした粒は何じゃらほい」と思う間もなく
ブドウの形態を呈してしまうわけです。
さて、そこからはあまり変化がありません。
まあ人間もそうですね。
生まれてから最初の十数年で身長が伸びてしまいますもんね。
二十歳を過ぎて10センチも背が伸びたら不気味ですもんね。
ブドウとしても同じだと思います。
とりあえず形をさっさと整えてしまって、
それから中身の充実にとりかかるわけですね。
試食をしたわけではないのでわかりませんが、
おそらく実の糖度が上がっているのだと思います。
この時期だと食べるにはまだちょっと早いというところでしょうか。
通常のブドウだと9月くらいかなあ、食べごろは。
毎年そうなのですが、夏が終わろうとする頃になると
どんどん実が減っていきます。
鳥が食べるんだろうか??
だとすると、ちゃんと食べごろがわかっているのですね。
鳥が食べて、種を糞と一緒に落として、
運がいい種は土に落ちて芽を出して、またどこかにブドウが生えますね (さ)