先週のことです。
表参道を歩いていたら、上の写真のような注意書きが...
わあ〜、なんだ、これは。
今までぜんぜん気づかなかったぞ。
そしてすぐ上を見上げたら...(下の写真)
街路樹の大きなケヤキの木が枝を広げています。
みたところ枯れてもいない木ですが、枝が落ちることがあるのですね。
そういえば何年か前にどこかの町で木の枝が落ちて通行人を直撃という
事件があったと思います。
健康な木なら枝が落ちることはないわけで、
枝が落ちるということはその枝が枯れているということです。
枝が枯れるということは、その木が病んでいるか、
または栄養が行き届かないから、この枝は枯らそうと
木が自分で判断したことを意味します。
表参道のケヤキ並木は大正時代に植えられ、
いったん空襲で焼かれてまた植え直されていますが、
空襲のときに生き残ったケヤキが11本、
表参道ヒルズの前あたりにあるそうです。
この注意書きもちょうど表参道ヒルズの前でした。
まわりは舗装されてしまって
水も栄養も足りないと思うのですが、よく生き延びているケヤキの木。
注意書きがあるということは、
木をちゃんと見守るひとがいるということです。
枝が落ちて怪我人が出ると切り倒そうという意見が出るかもしれません。
みんなで気をつけて歩かなくちゃ...というより
お前が気をつけろよと自分に言い聞かせなくちゃです (さ)