野沢菜って漬物でしか見たことがないものですから、
しげしげと見入ってしまいました。
長野市で撮った写真です。
「中条の野沢菜」と書いてあります。
野沢菜ってこんな花だったんだ。
花というよりはまだツボミですけれども。
思えば同じアブラナ科ですから
スーパーで売っている菜花と似ているのは当たり前。
あの漬物を切るときはやたら長いですが
この野沢菜はまだ若いのか背丈がそれほどでもありません。
収穫の時期が違うのはわかるけど、どうなっているんだろう。
調べてみました。
すると、野沢菜は年に2回種まきをすることがわかりました。
写真の野沢菜は、どうやら11月に蒔いた種のようなのです。
11月に種を蒔くと5月に1メートルくらいになるそうです。
そしてあたりは一面の菜の花。
これを6月から収穫して陰干しして種をとります。
次の種蒔きは8月ごろです。
8月に蒔いた野沢菜の収穫は11月の終わりで、
これがあの野沢菜漬けになるわけですね。
野沢菜は何度か間引きをするようなので、これは間引き菜でしょうか。
それにしても、いままで何も知らずに野沢菜の漬物を食べていたんだなあ。
ああ、このトシに成り果てても知らないことがこんなに多い。
いくつになっても勉強って大事だなあ (さ)