鯛のアラを安く売っているのを見つけると買ってきまして、
アラ煮ならぬ鯛そぼろを作ります。
今回は鯛のアタマを500円で売っていたので買いました。
いい鯛でした。魚屋で売っていました。
スーパーのアラとはちょっと違うぞと思いました。
残念なことに、この魚屋も3月いっぱいで店を閉めます。
立ち退きだそうです。建物が新しくなるわけですが
古い店がなくなるのは困ります。
4月からどこで魚を買えばいいのでしょう。
そういえば清水の魚としさんも立ち退きで店を閉めたんだったな。
それはともかく、鯛そぼろです。
アタマにしろ中骨にしろアラですから、まず湯通しをします。
湯通しをして掃除をします。
簡単に言うと赤い部分や黒い部分を取り去るわけです。
ついでに残っているウロコも取りますが、
鯛のウロコって取っても取っても残っているんですよね.
あんなに撫でまわしまくって取ったのに、
しつこいぞ、こら。
こうしてキレイになったら蒸し煮にして、身をせせり出します。
けっこう身が取れますよ。
蒸し煮にしたのですからしっとり湿った身です。
この、せせり出しの段階でウロコを見つけます。
さっき残らず取ったはずなのに、どこから湧いてくるんだ、こら。
それをすり鉢でゴリゴリ摺ります。
またウロコが出てきます。
どこに隠れていたんだ、ウロコのやつ。
さて、これで出来上がりということにしてもいいのですが、
ちょいと細かくしとこうと思ったら、さらに鍋で乾煎りします。
箸で混ぜながら乾かすわけですね、すると細かくなります。
ああ、またウロコが...
鯛そぼろはウロコとの戦いといってもいいかもしれません。
この鯛そぼろをお茶漬けにするとたいへんうまいです。
日頃は仕上げのご飯を食べない秘湯会副会長がお代わりをします。
あ、お茶漬けといっても、お茶ではなくて出汁をかけます。
ワサビをちょいと乗せます。三つ葉を刻んで入れてもいいです。
海苔は入れてはいけません。
それにしても、ウロコ、またウロコにウロコ....
誰かウロコ対策を教えて...(さ)