写真だけ見ると凛々しい大王に寄り添う胡留(うる)さんに見えますが
実のところそれは大違いです。
気持ちよく寝ていた胡留さんにひっついてきた大王です。
胡留さんはちょっと迷惑しています。
さて、この後です。
私はこのとき寝床で本を読んでいたのですが、
そこに大王がもぐり込んできました。
布団から顔だけ出して、いつものじじむさい顔をして
ゴロゴロゴロゴロ喉を鳴らしています。
そこへ大王グループの住人の足音が聞こえたと思うや否や
大王はするりと布団を抜け出して
いそいそと大王グループ住人の足元へ。
おいらは裏切っていませんぜ、大王グループに忠誠を誓ってますぜと
言わんばかりの態度です。
手のひらを返すという言葉の実態を目の当たりに見せてもらいました。
それにしても、凛々しくない大王だなあ。
腐った政治家的な身の処し方をどこで覚えたんだろう。
話は変わりますが、
むかし、言い間違いの名人ともいうべき友人がいました。
いまでもいるんですが、ちょいと遠くに行ってしまったので
いま現在も芸術的な言い間違いをしているかどうかが定かでありません。
その友人が「手のひらを返す」を言い間違えて
「手の裏を返す」と言いました。
他にもいろいろあります。
「先輩ヅラするなよ」→「先輩よばわりするなよ」
「賽は投げられた」→「匙は投げられた」
「根まわし」→「根おろし」
それにしてもだよ、手の裏を返すんじゃないぞ、大王 (さ)