涼しくなってきた頃から食欲が落ちてきた胡留(うる)さん、
血液検査をしたら肝数値がちょい悪になっていました。
GOT 65、GPT 209 という数字は
いままで悪い数値を出したことがない胡留さんにとって画期的です。
飼い主としても落ち着いている場合じゃないのかもしれませんが、
うちには肝数値が異常に悪かった大王という先駆者がいまして、
何しろボランティアさんに連れて来ていただいた翌日の健康診断で
GPT600超えという数値をはじき出しまして、飼い主もDB先生もびっくり。
その大王を基準にすると、ぜ〜んぜん大丈夫よという数値です。
まあ、基準にするものがよくないですが。
で、さっそくに肝臓サポートなるフードを注文しましたが、
思えば食べるわけがない....
健康にいいものは何も食べない胡留さんと大王。
健康に悪いものを食べたがる胡留さんと大王。
さらに、健康にものすご〜〜く悪いものを盗み食いする大王。
飼い主としてはアタマが痛いです。
大食いのデブ猫ならば食べるまで放っておくというお試し方法もありますが
うちは二匹とも小食で、そんな方法を試す勇気が持てません。
ただ、ひとつだけ助かるのは二匹とも薬は飲むのです。
大王なんか飲ませた後に
「おまえは本当にちょろい猫だなあ」と
飼い主が感想を漏らすほどちょろいですし、
胡留さんも「何これ、いや〜ん」とは言いますけれども飲んでくれます。
そしていまは、大王がずっと飲み続けている肝臓の薬を
仲良く胡留さんも飲んでいます。
「仲良く」というのは実はウソです。
まあ、そんなに仲良くはないですが、これから寒くなりますので
また二匹ひっついた写真をお目にかけられるかも (さ)