写真はシモバシラの花です。
冬になると根が吸い上げた水分が茎で凍って
霜柱になるのでシモバシラという名前だそうです。
東京ではなかなかそんな姿は見られませんけれども。
さて、それはともかく
春の花は背丈も低くこじんまりとしたものが多いですが
秋の花は背が高いものが多いです...というのは常識としても
今年のシモバシラは伸びすぎました。
日照時間が少なかったせいと思います。
うらなリ状態というやつではないでしょうか。
今年の夏はお天気が悪く雨が多かったので
庭に水をやる日が極めて少なかったのは助かったのですが、
庭仕事もほとんどできませんでした。
で、上の写真を撮るついでに目に付いた雑草を抜いたり
夏に咲き終わった草花の枯れた茎を切ったりしていたわけですが、
そこで大発見。
大事にしていた苔が滅亡して、ゼニゴケが生えていました。
これも日照時間のせいですね。
苔って案外とお日さまが好きなのです。
ほんの座布団一枚くらいの面積だけど、大事に大事にしてたのに(涙)
苔のことですからまた生えてくるかもしれないけれど
とりあえずはこのゼニゴケ野郎をなんとかしなくては。
まずはヘラで剥がして、細かく散らばったあたりには
歯ブラシでお酢を塗っておきましたが、
雨の多い夏、日が差さない夏は庭の様相を変えてしまうんだなあ。
大げさに言うと気候変動が植物のありかたを変えるみたいなことでしょうか。
ふと気づくとツリバナの赤い実が地面に落ちていたりして、
あっという間に秋なのねって思います (さ)