雨をもたらす雲は何種類かあるようですが
その代表が乱層雲です。低く垂れ込める雲ですね。
高度が低いために1000メートル未満の山にぶつかることがあります。
すると「山沿いは雨になるでしょう」みたいな天気予報になりますね。
とはいえ乱層雲の高度は幅があって
600メートルから6000メートルのところにいるそうです。
高度600メートルくらいをウロウロされたのでは
高尾山でもぶつかってしまいますよ。
もう少し上空を移動したらどんなもんでしょうかね??
この雲から降る雨は強弱の変化が少なく、広範囲に降ります。
いかにも日本的な雨ですね。
冬には雪も降らせます。
日本海側の雪の多い地方は冬の間中こんな雲が垂れ込める日が多いです。
そういえば冬に山形へ行ったときも
灰色の低い雲が空を覆っていましたね。
近頃の日本は熱帯になったらしく
ゲリラ豪雨と呼ばれる局地的な激しい雨がよく降りますが、
あれは積乱雲が降らせます。
いわゆる入道雲というやつです。
こちらは局地的な大雨をもたらしたり
雷を連れてきたりする危険なやつですが、
ピチピチ チャプチャプ ランランラン♪の乱層雲と荒れ狂う積乱雲と、
どっちが好きかと問われてみると
積乱雲と答える人が案外多いような気がします。
それにしても今年は雨が多いですね。
庭の鉢植えに水をやらなくて済むので助かるといえば助かりますが。
いえ、水をやるのが面倒ではなくて
庭のヤブ蚊に食われるのが嫌なんですけどね (さ)